読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Google Tag Manager APIが出ていたので使ってみた。

はじめに

最近ほぼ毎日触っていたGoogle Tag Manager のAPIが公開されていたので早速使ってみた。

2014/10/28時点で該当のAPIを使ったアプリケーションが公開されている記事を見つけられなかったので割とこの手の記事は初なのかもしれない。

(そもそも、タグマネージャー自体が「エンジニアの手を借りないでXXXX」みたいな思想のもの作られているのでAPIのニーズ自体あまりなかったのかもしれないですが。。)

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

ごりごりにβ版でかつエラーの通知も優しさが足りない感じでもう少し将来的には使いやすくなると思うのですが、今のところの使い心地とこんな課題に打ち当たったというのを記事にしました。

1. 登録できるタグの上限について

タグの登録を1000件まで試したところ、問題なくGoogle Tag Manager に登録することができました。ただ、登録してるタグの数が500個を超えたあたりから以下のようなエラーが出るので実際は300個くらいまでしか登録できなそうです。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

2.出し分けルールの種類と読み込み速度

実務上は結構重要なポイントでなおかつあまり検証ができていなかったところなので検証しました。

出し分けルールを100→200→300と増やしたときのタグの読み込みにかかる速度をみてみたところ、中央値で以下のような遷移になっていました。

f:id:yanashi:20131105004517g:plain

 

3.同一ルール内に複数個タグをおいた場合の挙動

こちらはタグの種類によりますが、一種類のタグが複数個はいる方が読み込みに時間がかかるらしいです。これはタグの制限というよりはブラウザ側の制限らしく、ブラウザごとにJSの同時読み込み件数が異なるので読み込むタグのバリエーションと数に依存します。ちなみにテストをした際はTreasure Dataのタグを使わせてもらったので100個タグを読むのに20秒くらいかかりました。

f:id:yanashi:20131105004517g:plain

具体的に操作できる内容

 

  • Accounts
  • アカウントの発行/情報の取得/リストの取得
  • Containers
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Tags
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Rules
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Triggers
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Macros
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Variables
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Container Versions
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得
  • Permissions
  • コンテナの発行/削除/アップデート/情報の取得/リストの取得/パブリッシュ/リストア

 

今後

弊社の管理画面からGoogle Tag Managerに各種タグを登録するプロセスをAPI経由で登録する形式にしたいと思っています。そうすると何ができるかというと

  • 画面から必要な情報を記入してボタンをポチっとして弊社のオーデェンスデータと3rd partyデータを取得できるTreasure Dataのタグを設置しているタグにいれられる。
  • 画面から必要な情報を記入してボタンをポチっとして弊社のオーデェンスデータと3rd partyデータを取得できるGoogle Analyticsのタグを入れられる。
  • 画面から必要な情報を記入してボタンをポチっとして各種DSPのタグを弊社のセグメントIDで出し分けできるようになる。
  • 画面から必要な情報を記入してボタンをポチっとしてLPO含めて様々なタグを出し分け&発火数の管理をすることができる

といった形で弊社が手動でオペレーションしていた部分のかなりが管理画面の操作で実行できる用になる予定です(そのうち)

Intimate Merger × Treasure Data&Google Analytics × Tableauを使ったDMPを作りたい( Tableauを使うのが詳しい方に教えてもらいたい)

はじめに

Treasure Dataさんと連携してデータも簡単にたまるようになったので次はそのデータを賢く分析してオペレーションに落とすところを何かしらのツールを使って実現したいなと思って、Tableauとの連携の話。以下のような形での連携ができているのですが、最後tableauから弊社のプラットフォームへ連携する部分が完成するとおおむね完成というところで止まっているのでどなたか詳しい人がいたら教えてもらいたいなと思ってエントリーを書きました。

今回の連携プランの全体像はこんな感じです。ポイントは弊社のIDを使ってTreasure Data & Google Analyticsを統合する部分。これを使うことでリアルタイムで簡単な分析はGoogle Analyticsである程度分析が必要なケースはTreasure Dataで分析を行ってそれぞれの得意分野で分析を行った結果を統合的にTableauで管理することができるようになります。

理想的にはtableauからデータを持ってきて、それをもう一度弊社のセグメント情報としてかき戻すことができれば、DMPでやりたいことのだいたいのことがまかなえるようになります。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

導入手順

少々複雑になりますが以下のツールを導入することで全体を活用することができるようになります。

  • Intimate Mergerのワンタグ
  • Treasure Data Javascript SDK
  • Universal Analytics tag
  • Tableau Server
  • Tableau Desktop

必要に応じてTableauからRを呼び出すとか、もう少し難しい仕組みを入れることでやれることのバリエーションがかなり広がります。

やれるようになること

上記の環境を整えることで以下のようなことができるようになります。

(ほかにもいろいろできるようになるのですが、例として。)

  1. ローデータの取得や社内顧客データベースとの連携
  2. BIツールによるダッシュボードの作成
  3. tableauで分析した結果を弊社のIDにかき戻すことでいろんなツールと連携できる。例えば、tableauで作成したRFMのデータを元にセグメンテーションしたデータを元にターゲティング広告を配信したり、セグメント別の属性分析やキーワード分析などを行うことができるようになる。
  4. Google Analyticsとtableauを弊社のIDで連結してGAで作成した流入経路情報をtableauにマージして流入経路を統合的に管理する。
  5. リアルタイム性が必要なデータはGoogle Analyticsで確認してそこで得られたターゲットの情報をtableauに渡して詳細の分析を行う。

といったことが比較的簡単にできるようになります。

ただ、セグメント情報をアップロードする部分がCSVファイルでのやり取りになっており、非常にいけていないのでここがAPIになったら自信を持ってクライアントに提案できるものになると思っています。なので、こちらの連携に妙案がある方はぜひご連絡ください。

問い合わせ

もはや弊社一社でハンドリングするには大規模すぎるところもあるので一社での提案は行いませんが、もしも興味が有る方はご連絡ください。

 

Intimate Merger のDMPとTreasure Dataを使った簡易プライベートDMP(改訂版)

はじめに

Treasure Dataとの連携についてブログを書いたところ、Treasure DataのCTOの太田さんからもっと便利な方法があると教えていただいたので早速そちらのご紹介。

以前お話をしたときにはなかったのですが、javascriptSDKが今年の6月にリリースされたらしく、こちらを使うとかなり便利に簡易DMP(もはや簡易じゃないものまで)作ることができます。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

今回もまたこのブログに該当するJavascriptのタグを設置して弊社クッキーIDとセグメントIDをGAでいうところのカスタム変数のようなものに埋め込むことで簡易的なDMPが出来上がってしまいます。

こちらのSDKを紹介していただいて30分くらいで設置が完了したので作業的にはpiwikを使ったDMPよりもかなり簡単に実施ができると思います。

 

導入すると?

サイトにタグをおいて、データを収集し始めるとトレジャーデータさんがデフォルトで取得してくれている以下のデータが取得できます。

  •  td_version – td-js-sdk’s version
  •  td_client_id – client’s uuid
  •  td_charset – character set
  •  td_language – browser language
  •  td_color – screen color depth
  •  td_screen – screen resolution
  •  td_viewport – viewport size
  •  td_title – document title
  •  td_url – document url
  •  td_host – document host
  •  td_path – document pathname
  •  td_referrer – document referrer
  •  td_ip – request IP (server)
  •  td_browser – client browser (server)
  •  td_browser_version – client browser version (server)
  •  td_os – client operating system (server)
  •  td_os_version – client operating system version (server)

結構、これだけのデータを集めるのでも大変なので非常に便利です。

さらに我々のデータを連携すると以下のようなデータを取得することができるようになります。

  • audiecne_id - IMで保有しているオーディエンスID
  • segment_id - IMで保有しているオーディエンスにひもづいたセグメントのID

これらを掛け合わせることでトレジャーデータだけでは取得することができない、第三者データをログに掛け合わせることができ、分析した結果をシームレスに各チャネルに連携することができるようになります。

(案件が増えてきたらexportのメニューに入れてくれるかもという話ももらいました。)

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

さらに弊社で提供しているGoogle AnalyticsAdobe Analyticsとの連携と比べてローデータが手に入る点が大きなメリットです。ローデータを分析した結果をもとにセグメントを作成していくというプロセスが踏めるようになります。

実際のトレジャーデータさんの管理画面では以下のように見えるようになりここから任意のクエリでデータを抜いてきて、オーディエンスIDをAPI経由でアップロードするだけで様々なチャネルとの連携ができるようになります。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

お問い合わせ

こちらの連携はかなり簡単にできるので案件があれば進めてみたいと思っております。もしも興味がある方がいらっしゃいましたらお問い合わせください。

メール配信ツールとIntimate Mergerを使ったマーケティングメール

はじめに

DMPとメール配信をひもづけたいという依頼は昔からよくいただいているのですが、意外とその使い方に突破口が見えず一般的な提案(メールを開いていない人にDSPを配信しましょうとか)にとどまっていました。という背景の中、最近やってみて面白かったDMPとHTMLメールの組み合わせの配信についてまとめました。

既に各社で導入されているメール配信ツールにはユーザーのロイヤリティや最終ログイン日時といったCRMデータがひもづいていることが多いので、これらの情報とHTMLメールを使ったマーケティングメールについてのお話。

 

流れ

今回はメール配信ツールとして「Mail Chimp」を使っています(安いので)。ただ、基本的にはHTMLメールを入稿することができてその中に弊社のタグを設置することができるツールであれば連携が可能です。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

ブラウザ(GmailやYahooメール)に限定されてはしまいますが、メールを開いた人の属性情報などのIntimate MergerのDMPに登録されている情報をメール開封者に対してみることができるになります。

例えば、以下のような感じで特定のメールを開いたことがある人の基本属性や検索ワードのようなものを確認することができます。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

これらのデータを使うことでメールを配信した対象者(例えば、最近サイトにこなくなってしまった人たち)が最近どういったものに興味があるかとか、どういう属性の人が多いかとか。場合によっては、メディアの情報と掛け合わせてよく見ているメディアはなにか?といった示唆を得ることができ、そこで得られた情報を用いてターゲティングを行うことができるようになります。

 

問い合わせ

こちらのサービス自体はかなりUU数がおおいメーリングリストじゃないと十分なボリュームがでないことがあるのでトライアル的な趣向が強いですが、自社サイトにこなくなってしまった人の情報を知るマーケティングツールとしてのメール配信を検討されている方はご連絡ください。

Treasure Data ×Intimate Mergerで簡易プライベートDMPを構築する

はじめに

最近、意外に大きな代理店もTreasure Data を使って分析をしているという話を聞いたので弊社のプロダクトとTreasure Dataを掛け合わせて簡易的なプライベートDMPを構築する方法についてご紹介します。

アクセスログを収集するタグみたいなものが別途必要になるので今回はPiwikというGoogle Analyticsオープンソース版みたいな物を使って整形したログをTreasure Dataに保存して弊社で保有している各連携先との連携を行う方法について触れていきます。

流れ

今回はプライベートDMPということでなるべく自社サーバーにデータを残しておきたいというニーズに答えるためにPiwikというオープンソースGoogle Analyticsみたいなツールを活用しています。

Piwik 自体でとれるデータはGoogle Analyticsとほぼ同様のデータがとれ、カスタム変数などGoogle Analyticsで活用できるパラメータなども利用することができます。

Google Analyticsと同様にカスタム変数に弊社のオーディエンスIDとセグメントIDを設定して、取得したログをTreasure Dataに送ることになります。送ると以下のような形でURLやreferrerが取得された形でTreasureDataにデータが蓄積されます。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

蓄積したデータはTreasure Data上で処理をして、対象のオーディエンスIDを抽出するためのバッチに変換します。ここで得られた結果を弊社のセグメントIDとひもづければ基本的にはセグメントの作成は完了します。

f:id:yanashi:20140811033822p:plain

データベース周りはTreasure DataやAmazon Redshiftなどが出てきて管理が非常に楽になったのですが、タグからデータを整形する部分やデータを柔軟にログに落とす部分、集計したデータをマーケティングチャネルに活用できる形に変換する部分などに工数がかかってしまうことが非常に多いです。そのため、今回のような汎用的なログ集種タグとしてPiwikとIntimate Mergerをつかって、収集対象のログをTreasure Dataに持っていき、集計結果をAPIで弊社のDMPにアップロードして様々なデータと掛け合わせたり、各チャネルと連携する部分のが簡単になることでTreasure Dataを使ったプライベートDMPの構築も比較的簡単に実現することができるようになっております。

 

問い合わせ

社内にエンジニアの方がいる場合はこちらの方法でDMPを作る方法は簡単に実現できると思います。Piwikのコストは自社でもってもらい、弊社の外部データとマーケティングチャネルを活用する部分に一定額のコストがかかるだけなので柔軟で使いやすいプライベートDMPが廉価で実現できると思います。

Intimate Merger のDMPとGoogle Analyticsを使った簡易プライベートDMPの導入手順

はじめに

最近、広告代理店さんから「みんなプライベートDMPって聞くと一歩引いてしまう」とか、「プライベートDMPは事故りやすいからもう提案したくない」という話をよくいわれる。現在はインティメートマージャーではほとんどプライベートDMPの構築の案件を受けていない(プライベートDMPの構築はFreakOut MotherやRtoasterに頼ってしまっている)が、過去は弊社でも数件大規模なDMPの構築プロジェクトをやっているのでわかるところもあるがよくきかせていただいている例だと

  • プロジェクトの規模が大きすぎて全然進まない。
  • どこから進めていいかわからない。
  • 開発の工数が掛かりすぎてエンジニアリソースがないので対応できる内容が限定的になってしまう。

といった内容が課題になりやすい。

そんなときに弊社でオススメをさせていただいているのがIntimate Merger のDMPとGoogle Analytics を使った簡易的なDMPの内容と導入手順について。

流れ

実際のGoogle Analyticsを用いたプライベートDMPの導入を行う際のクライアント企業、代理店、弊社(Intimate Merger)の役割を分けると以下のようになる。

クライアント企業

  1. 契約した代理店に向けてGoogle Analyticsのアカウントを共有する
  2. Google Analytisとの連携用タグをサイトに設置する

代理店

  1. Google Analytisのアカウントでカスタムディメンジョンを設定する
  2. カスタムディメンジョンは1つを弊社オーディエンスID、もう1つを弊社の属性データとして設定する。
  3. Google AnalyticsAPIをたたけるようにAPI用のキーとクライアントシークレットを取得する。

弊社

  1. 共有されたGoogle AnalyticsのプロパティIDをGoogle Analytics連携用のタグに設定する。
  2. 共有されたAPIキーとクライアントシークレットを設定する。
  3. 弊社管理画面(Audience Search)で閲覧できるように設定する。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

Intimate MergerのDMPとGoogle AnalyticsをプライベートDMPにする利点・欠点

Intimate Merger のDMPとGoogle AnalyticsをプライベートDMPにする利点と欠点をまとめると以下のようになる。

利点

  • Google Analyticsをベースにしているため、社内のデータ分析のオペレーションをあまりかえずにプライベートDMPを用いたデータ活用を行うことができる。
  • GAリマケを使うことでGDNに作成したセグメントをシームレスに使うことができる。
  • セグメントギャラリーを使って効果のいいセグメントを代理店内で共有可能
  • Intimate Mergerの属性データを使うことでメディアの閲覧履歴やその他外部データを用いた分析やGDNでのターゲティングを行うことができる。
  • GDN以外のチャネル(例えば、LPOツールやメール配信ツール)にIntimate MergerのオーディエンスIDを介して連携を行うことができる。
  • カスタムデータソースを活用することで社内の顧客情報をCSVでひも付けすることができる。

欠点

  • Google Analyticsのプレミアム版と契約しないと全ローデータを落とすことができない。
  • PV数が多すぎるクライアントの場合、データがサンプリングされてしまう。

といった形で社内に大規模なログ解析基盤を持たない、通常のコーポレートサイトくらいのPV数であれば、Intimate MergerのDMPとGoogle Analyticsで基本的なプライベートDMP+外部データ&外部チャネルを活用する環境が出来上がってしまう。

 

実際の連携時のイメージ

Google Analytics側の連携イメージと弊社管理画面(Audience Search)の連携イメージは以下のようになる。

以下は例えばサイトに訪れている人の中から「男性(類推データ)」「30~34歳(類推データ)」「日経新聞を読んでいる(類推データ)」を各KPIごとに比較した画面になっている。

f:id:yanashi:20140811033505p:plain

 Google Analytics側にも同様の表示をすることができるので任意の外部データと掛け合わせを行った結果をGoogle Analyticsに表示して分析行うことができる。

 逆にGoogle Analyticsで分析した結果をIntimate Merger側に戻したい場合はGoogle Analytics側でカスタムセグメントを設定してもらってIntimate Mergerでセグメント化してGDN以外のチャネルと連携することもできるようになっている。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

 

本件に関するお問い合わせ

本件に関するお問い合わせは以下の問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。

お問い合わせ | Intimate Merger(インティメート・マージャー)

Intimate MergerのDMPのポジショニングと管理画面(Audience Search)

概要

先日、Intimate MergerのDMPとFreakOutのDMPの違いについてお客さんから聞かれることがあったのでどこが違うかという点とIntimate Mergerが保有している管理画面(Audience Search)のご紹介をさせていただく。

大きく分けると以下の点がIntimate MergerのDMPとFreakOutのDMPで異なっている。

プライベートDMPとパブリックDMP

DMPにはプライベートDMP:1st partyデータを活用するためのDMPとパブリックDMP:3rd partyデータを活用するためのDMPの二つがある。FreakOutのDMPとIntimate MergerのDMPの最大の違いはFreakOutのDMP=プライベートDMPでIntimate MergerのDMP=パブリックDMPという点である。

そのため、両社のDMPは相互に補完関係にあり、ユースケースが異なる場面で使われることが多い。

大きく分けるとユースケースごとにそれぞれのDMPは以下のように使い分けを行う。

プライベートDMP

  • サイトに一度でも来たことがあるオーディエンスをターゲティングする。
  • 来サイト傾向やオーディエンスのロイヤリティといった自社で保有しているデータを元にターゲットをしぼっていく。
  • ターゲティング広告を中心とした比較的少数の顧客を対象にターゲティングを行う。
  • 場合によってはオンプレミスでクライアントのデータセンターなどに納品を行う。

パブリックDMP

  • サイトに一度も来たことがないオーディエンスをターゲティングする。
  • オーディエンスが保有する属性情報やメディアの情報、アンケートで得られた情報などから顧客を絞りターゲティングを行っていく。
  • コンテンツやアドサーバー、アンケート、メール配信、ダイレクトメールといったある程度ターゲットにボリュームが必要な商品に対してデータを活用する。
  • 基本的にはWebアプリケーションでの提供をする。

他社DMPと比較して弊社が独断と偏見でまとめたDMPのマッピングは以下のようになっている。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

 こういったポジショニングを行っているため、弊社はプライベートDMPの構築の依頼をあまりうけていなかったり、FreakOutのDMPを弊社のDMPと同時に提供して相互補完を行っていたりする。

Intimate Mergerの管理画面:Audience Searchのご紹介

7月のリリースをもって開発が一段落ついたということで管理画面のご紹介をさせていただきたいと思う(今までは一部代理店様向けに限定的に公開していたがもう少し取り扱いが増えるようにしてきたいので)。

基本的な概念

Audience Searchは以下のような概念から成り立っている。

  • ターゲットを管理する
  • ターゲットを探す
  • ターゲットを使う

基本的なセグメントを作成してから各チャネルに利用するまでの流れは以下の用になっている。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

具体的な画面のイメージ

ここでは具体的な使い方の一例として弊社で保有している外部データの中から特定の条件を持っているオーディエンスを連携先のチャネル(DSPやLPOなど)で使える状態にするまでの流れについてご紹介する。

弊社の管理画面にログインするとまずは以下の画面に遷移する。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

セグメント管理

ログイン後のページで空のセグメントの作成をクリックし、ターゲットを格納する空のセグメントを作成する。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

 ターゲットを探す

ターゲットを探すのタブに移動してもらい、そこでIntimate Mergerが保有しているオーディエンスの検索ワードと属性データを使ってターゲットを探すというのが基本的な流れになる。何もキーワードや属性を入れる前は3.5億のオーディエンスIDが表示されており、そこからターゲットを絞り込んでいき最終的に外部チャネルで活用をしたいオーディエンスを見つけてセグメントに保存するという流れになる。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

例えば、「夏休み」と「旅行」に興味がある「子供がいる(類推データ)」を元にターゲットを選定していく場合は以下のような設定になる。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

 これでターゲットになる人が確定する場合はこのままセグメントに固めて有効化するとオーディエンスの利用料が発生し、オーディエンスを外部チャネルで使える形に変換される。

ただし、このままではターゲットとして選定したオーディエンスが適切な対象になっているかわからないのでターゲットの分析機能として大きく分けて2つの機能をAudience Searchでは保有している。

オーディエンスの基本属性の分析機能

こちらの機能は対象となっているターゲットの属性情報を表示するための画面になっており、ターゲットのイメージを明確化してもらうために年齢や性別、職業といった基本的な属性情報を確認することができる。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

オーディエンスの興味関心計測

基本属性だけでは具体的なオーディエンスの興味関心などを見つけ出すのが難しいため、直近の閲覧URLの傾向や検索の傾向を分析する機能も保有している。

※出現頻度の高い検索ワードは対象のオーディエンスが保有しているワードの数の上位を表示しており、特徴的なワードは対象のオーディエンスが保有しているワードとDMP全体の傾向を比較して対象のオーディエンスが特有に持っているワードを表示している。

f:id:yanashi:20131105004519g:plain

まとめ

簡単に弊社のDMPのポジショニングと管理画面についてご紹介させていただいたがこちらで紹介した機能自体は基本的なもののみとなっているのでさらに発展的な使い方やオプションで使える機能などもありますのでこちらに関して興味を持った型がいらっしゃいましたらお問い合わせをしていただけますと幸いです。

問い合わせをいただけましたら、画面のご紹介やデモアカウントの発行、マニュアルの送付など対応させていただくこともできますので気軽に問い合わせください。

お問い合わせ | Intimate Merger(インティメート・マージャー)